2009年6月アーカイブ

動画共有サイト

| トラックバック(0)

60fpsの大画面動画を高画質で公開できる動画共有サイトを色々調べています。備忘録です。

////////////////////////////

Googleを使い「60fps」で検索をかけると、ニコニコ動画内のアイマス系がたくさんヒットします。例えば、こんな感じの作品です。

アイドルマスター 春香 てかてか水着 60fps‐ニコニコ動画(ββ)

確かに60fpsです。ただ残念ながら画質的には今ひとつのようです。また、(無料会員の場合)時間帯によって帯域制限がかかります(低画質モードの場合、60fpsは確認できませんでした)。

////////////////////////////

高画質で有名なVeohもためしてみました。サイトで「60fps」を検索するとやはりたくさんのゲーム系の動画がヒットします。ただ、ブラウザ上で観る限り、あまり高画質ではありません。

ビデオ から "60fps" から検索する | Veoh Video Network

が、専用のプレーヤー(ダウンローダー)、Veoh Web Playerを併用するとなかなかです。高画質のオリジナルデータをローカル環境にダウンロードし、いつでも観る事ができるようです。60fps、1280px × 720pxの高画質なアイマス動画を入手できました。

ダウンロード完了までにはそれなりに時間がかかります。使い方としては観たい動画を事前に(サンプル動画を観るように)チェックし、めぼしいものをダウンロードした後、ゆっくり観る、といった使い方を想定しているようです。

////////////////////////////

blip.tvはどうでしょうか。コントローラーのデザインが良いので、個人的には好きなのです。

自分のファイルをアップし、embedしてみました。

embed用の.flvの画質はあまり良くないのですが、元のページに行くと、オリジナルの.movファイルを閲覧する事ができます。

適度に高画質、オリジナルも(ダウンロードせずに)閲覧可能。今のところ、こちらが一番気に入っています。

ブレインストーム

| トラックバック(0)

最近はずっと「大画面の60fps」を気にかけています。関連エントリーも少しずつ増えてきました。続けます。

大画面で60fpsと言えばやはり「ショウスキャン」です。
ショウスキャンと言えばやはりダグラス・トランブルの「ブレインストーム」でしょうか。


(屈託のない笑顔の)クリストファー・ウォーケンと(ただのタバコをすってるおばさんの)ナタリー・ウッドルイース・フレッチャー。

DVDジャケットの紹介文

ノース・カロライナ州のエバンズ電子研究所。
ここではある画期的な装置が開発されていた。
「ブレインストーム」と呼ばれるこの装置は、
他人の思考・記憶・感覚のすべてを実体験できる装置である。
ついに実験に成功したマイケル博士たち。
しかし、喜びもつかの間、その装置を狙って軍が動き出す。
さまざまな可能性を秘めたブレインストーム。
軍との攻防が続く中、熱心な女性科学者リリアンは心労からか
研究所で突如、心臓発作に見舞われる。
死を覚悟した彼女は、ブレインストームで自らの死を記録しはじめた———。
リリアンの遺志を理解したマイケルは、
"死の記録"をわが身で体験しようとするのだが…。
主演はクリストファー・ウォーケン、そして本作が遺作となったナタリー・ウッド。
人間の死をはじめ、未知の世界を映像化するなど
ビジュアル表現の限界に挑んだ、スーパー・サイエンス・スリラー。

……。いわゆる疑験(シムステイム)デッキを開発した科学者が、なんだかんだ色々あって最後に人の死の瞬間を生きたまま経験する、っていう、まあ全然面白くない映画です。

ある意味、ストーリーとかは後付けで、やりたかったのは臨場感あふれる新しい映像システム(なんだと思います)。
さらに、それを現実(のシーン)ではなく、ブレインストーム(のシーン)の方で使い、現実と仮想現実のリアリティを逆転させる。
結果、哲学的な「リアルとは何か」という……(以下割愛)。

で、その新しい映像システムが「ショウスキャン」。

ショースキャンとは|weblioビデオ用語集

大型映像システムの一つ。70mmフィルム5パーフォレーションを使用し、60コマ/秒と、標準の映画の2.5倍のコマ数にして、大型スクリーンに映写する。特に動きのある映像の臨場感に優れる。

ふぅ。やっと出てきました。「大画面の60fps」です。
映像の臨場感/現実感の向上のためには、やはりこの組み合わせに意味があるようなのです。

////////////////////////////

補足

wikipediaを見る限りでは、実際にはこの映画の製作にショウスキャンは使われず、単に上映時の画面サイズを変更するにとどまったようです。

ブレインストーム(映画)|wikipedia

通常の24コマ/秒とショースキャンの60コマ/秒を切り替えて上映する困難さからスクリーンサイズを通常シーンを35mmビスタサイズ、ブレインストーム装着時には65mmと使い分ける事で解決した。

さらに残念な事にDVDではどちらも4:3レターボックスに納められてしまっています。結果、ブレインストームのシーンは単に細長い(通常シーンよりも面積の少ない)、魚眼レンズの映像でしかありません。

映画館ではこのように見えたはずです。↓


ブレインストームのシーン。


通常シーン。


ブレインストームのシーン。


通常シーン。


ブレインストームのシーン。

備忘録です。

市販のビデオスタビライザー、いわゆる「ステディカム」をいくつか見つけたのでメモしておきます。

////////////////////////////

ビデオスタビライザーといえば、やはり「ジャイロ」的なもの、「やじろべえ」的なものが思い浮かびます。
こんなタイプのやつ。

この中で紹介されているスタビライザー、“Merlin” はいわゆる本家の「ステディカム」のようです。オンライン通販で買えます。お値段はちょっと高めの税込126,000円也

////////////////////////////

三脚で有名な伊Manfrottoからも、“585 Modosteady” という安価なスタビライザーが出ています。Amazonでも売ってます。かなりお手頃価格の税込16,890円也。

ただ、この商品をほめている人はあまり見かけませんね……。

////////////////////////////

国産なら、広島のメディアルームという会社から、“ES_PRO mini” というなかなか良さげなスタビライザーが出ています。今なら税込25,840円也。2009年6月10日までの限定価格Amazonでも同じ値段で売ってます

////////////////////////////

当然ですが、どれも「本格的に撮影してまっせ」のルックスになります。それなりの覚悟がないと使えないですね。運動会や授業参観でこれらを使ってたら周りの人もドン引きします。

でも、欲しいなぁ。

先日のエントリー「60fpsで(やっと)テレビ並み」のサンプル動画、われながらひどい出来でした。反省しています。

「カメラをくいくい振り回す」、「むやみにズームを使いまくる」、「移動中に腕をだらりと下げて地面を延々映す」等々、たかだか2分半ほどの動画にビデオ撮影の初歩的な間違いを山ほど盛り込んでしまいました。

ご覧になった方は「60fps」のサンプル、というよりも「お父さんがやってしまいがちなビデオダメ撮影」サンプルに見えたかもしれません。

そこで、再撮影に挑戦してみました。

////////////////////////////

ビデオスタビライザーを導入すればいいのかも

たまたま(本当に偶然に)読んでいた『Make:』の創刊号(日本版|Volume 01)に「14ドルで作るビデオカメラスタビライザー」という記事が載っていました。

090620追記
作者のサイトに内容がまるまる掲載されていました。その名も「$14 Steadycam The Poor Mans Steadicam」。


記事の扉です。確かにこんな道具があれば、ビデオカメラが安定するかも……。


この人が作者のようです。使うときにはやや腰を落とします。


概念図。記事には、材料の解説や実際の作り方が懇切丁寧に載っていました。

むむむ。これを導入すれば、撮影は改善するかもしれません。

////////////////////////////

スタビライザーの動作原理

作り方は細かく書いてあったのですが、肝心の動作の原理はいまひとつ詳細に書かれていませんでした。とりあえず誌面を眺め、動作原理を想像してみました。次のようなものです。

◎まず、質量(重さ)を増やす。
慣性の法則を利用します。質量を増やす事により、外部の(力学的な)影響を受けにくくします。あえて「とり回しにくくする」ことでカメラの動き全般を滑らかにします。

◎上下に長くする。
Y軸方向に質量を分布させます。「上も下もまんべんなく重くし、また、塊として大きく(上下に長く)する」という事です。これにより慣性モーメントが大きくなり、カメラのティルト(Y軸の傾きのぶれ)が起こりにくくなります。おもりのついた鉄パイプは、いかにも振り回しづらそうです。

◎重心は手元(のやや下)に。
記事には書いてありませんでしたが、重心は持ち手のやや下あたりのようです。質量を大きくするためにむやみにおもりを(下に)つけると重心が下端に偏り、振り子のようにぶらぶらとしてしまいます(動かしてみてわかりました)。重心が手元近くであれば、左右に振り回しても、カメラは傾かず、平行に移動します。

◎腕をバネ代わりに使う。
いわゆるステディカムのような複雑な機構がない分、人間が補ってやる必要があります。要は使っている本人がカメラを揺らさないようがんばれ、という事です。

////////////////////////////

作らずに済ます

動作原理はわかった気になったのですが、めんどくさいので「わかった! さあ作ろう」という気にはなりません。なんとか楽に済ます方法を考えてみました。

結論からいうと、
ビデオカメラに一脚をつけて、それを手で持って撮影してみる
事にしました。

手持ちのビデオはもともと軽いもの(約600g)なので、一脚程度の重量増(+650g)でも十分効果が見込めると思いました。また、(総重量を変えずに)長さを調整できるので、重心のコントロールも容易だと考えたのです。


こんな感じです。SONYのHandycamにSLIKの一脚の組み合わせ。

使っている一脚はもっと伸ばす事もできますが、使い勝手と効果のバランスでこの長さにしています。また、先端におもりをつけ、重量増を試してみましたが、重心が下に偏るばかりで効果はありませんでした。この長さぐらいが良いようです。

////////////////////////////

撮影結果

こんな感じです。どうでしょう。
◎フルサイズ版をこちら(MobileMe)に用意しました。

「シャイニング」程ではないですが、縦/上下共におおむね安定していると思います。
カメラを横にパンする際に若干もたつく(後、スキップする)感じがありますが、これはビデオカメラ自体の手ぶれ補正の誤作動(誤判断)です。今度はオフで試してみます。

アーカイブ

Powered by Movable Type 5.12