ジェネリック家具

最近は、リプロダクト家具の事をジェネリック家具というらしいです。玉石混淆です。

最近は、リプロダクト家具の事を「ジェネリック家具」というらしいです。

「ジェネリック家具」でググるとオンライン通販の家具ショップが多数ヒットします。

コルビジェのソファなどがリプロダクトされていたのには前々から気づいていましたが、
ヤコブセンウェグナーイームズの家具までがリプロダクトされていたとは知りませんでした。

ジェネリック・リプロダクト製品 – デザイナーズ家具専門店 [Design Studio]デザイン スタジオの説明より。

ジェネリック・リプロダクト製品とは?

正規メーカー以外の企業が意匠権の期限切れにより、 有名デザイナーの製品を現代の高い技術で復刻生産したもの

法的には問題ないようです。「意匠権」についてググった結果、確かにヨーロッパのいくつかの国の意匠権存続期間は「出願から最長25年」となっています。1984年以前の家具は既に意匠権が切れている事になります。

歴史の教科書に出てくるようなデザインの銘品が、「(デザイン)開発費」や「ブランド維持費」を上乗せしない形で安く売られているのであれば、たしかに朗報ではあります。

あとは素材や製造品質が「劣化コピー」なのか同等なのか(※)、という事になります。少し調べてみました。以下、備忘録です。

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ヤコブセンのセブンチェアの例

自宅の本物

我が家にある椅子のひとつ、ヤコブセンの(セブンチェアでなく)アリンコチェアですが、購入して10年以上経ちます。

秋葉原のリビナヤマギワで買いました。一応、デンマーク製の「本物」です。今、新品で買うと税込63,000円(!)。うわぁ……高くなったなぁ……。

プラスチック製の座面下の脚部カバー、硬質ゴムのクッション、など裏側の造りもしっかりしています。

カバーを外すとサビサビなのはご愛嬌。長く使ってますから……。

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ジェネリックその1

某ショップのセブンチェアのジェネリック品です。価格は驚きの税込7,700円(!)ですが、拡大写真を見る限り、造りはかなり粗く見えます紹介写真を見る限り、きちんとしているように感じます。座面裏側の脚取り付け部のカバリングをしていない、脚接地部分の処理・樹脂の色などが異なるなど、オリジナルのデザインに対して解釈を加えているようです。

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ジェネリックその2

別のお店のセブンチェアのジェネリック品。価格はやや高めの16,800円。それでもオリジナルの3分の1以下です。写真だけでは何ともいえませんが、造りはそこそこいい感じに見えます。オリジナルのディティールをかなり正確に再現しているかもしれません。



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とりあえず結論

やはりお店(製造元)によって品質にはかなりの差がありそうです。オリジナルのクオリティを把握した上で、比較検討し、(オンラインではなく)店舗で実物を確認できるのであれば、「買い」かもしれません。お金を節約したければ足で稼げ、というわけですね。

でも、バカ高いオリジナルはもう買えないかな……。

コルビジェのLC2ソファを比較しているサイトにある解説などを読む限り、ライセンスを受けているメーカー(カッシーナ社など)の製品よりも優れている可能性もあります。

オープンソースのソフトウェア開発のようにがんがん改良を加えてくれたら愉快なのですが……。

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