Twonky BeamでBDP-150を有効活用

Twonky Beamを導入したところ、BDP-150の再生環境が劇的に改善しました。

DLNAの家庭内ネットワークに組み込んだPioneerのBDP-150ですが、60pの.MTSファイルを再生できるなど、メディアプレーヤーとしてはたいへん高機能とわかりました。

とは言うものの、あまりにも使いづらく貧弱なユーザーインターフェイスは、使用するたびに気持ちが萎えてしまいます。正直、ブルーレイディスク再生機能以外は「おまけ」として封印かな……、とも考えていました。

しかしその後、Twonky社の「Beam」というアプリ(※1)を導入したところ、再生環境が劇的に改善しました。
一気に実用レベルになったので、ここで一旦エントリーしておきます。

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Twonky Beamは、タブレット・スマートフォン用のアプリです。iPadで試してみました。


どのくらい「実用レベル」かは、画面を見比べた方が早いと思います。

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(テレビに表示される)BDP-150のファイル選択画面です。附属リモコンの十字キーで操作します。右側に表示されているのはメディアの種類(動画・写真・音楽)のイメージ画像です。サムネールではありません。

これが、↓

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(iPad側の)Twonky Beamのファイル選択画面です。サーバーソフトが対応していればサムネール等も表示されます。
ファイルをタップすると(テレビ側で)再生されます。

となります。また、

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BDP-150のウェブコンテンツ選択画面です。YouTube(GoogleTV 英語版)やPicasaなどに対応してはいますが、使い勝手が極端に悪いので10分で投げ出したくなります。

これが、↓

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iPad上のTwonky Beamのウェブコンテンツ選択画面です。YouTube(もちろん日本語表示)やVimeoなど、多くのWeb動画サービスに対応しています。

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YouTubeを表示した例です。サムネールをタップする(「Beam」する)と、テレビの大画面でYouTube動画が再生されます(※2)。

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Vimeoにも対応しています。「お気に入り(Likes)」の一覧を表示しているところです。

となります。

このように、単に「よく出来たリモコン」として使い勝手が良くなるだけでなく、アクセスできるウェブコンテンツが大幅に増えます。
これは、BDP-150側がネットへのアクセスや動画再生などの基本機能だけを受け持ち、
ネットワークコンテンツのアドレス取得や再生の「指示」は、Twonky Beamが全て肩代わりする事で実現しています。
役割分担する事でBDP-150のファームに焼かれた以上の事が可能になるわけです。

以上、そこそこ使い勝手の良い「スマートテレビ」が完成しました。
大画面で観るYouTubeやVimeoはなかなか新鮮です。


余談

ガジェットの使いこなしの話とかは実はどうでもよく、いつの間にか家電までもが「ハードウェアとソフトウェアが完全分離」していたことに驚いたので、今回このエントリーを書いています。

今後、日本の家電メーカーのUIに期待する必要は全くなくなりました。ハードウェアのAPIさえ公開されてさえいれば、誰かが優れたアプリを作ります。ここで紹介しているTwonky Beamもさほど洗練されたUIではありません。ですが、いずれ出来の良いDLNA用のDMC(デジタル・メディア・コントローラー)が現れるでしょう。iOSアプリやAndroidアプリのUI洗練の進化スピードを見れば想像できます。

「クローズド」なガラケーが死滅しつつあるように、家電も「土管」になると確信したのでした。


※1
Twonky BeamはiPad(iOS)やnexus(Android)用のアプリです。DTCP-IPに対応したということもあり、巷ではnasneなどのハードディスクレコーダーに録り溜めたテレビ番組をiPadやiPhoneで観るためのアプリ(DMP|デジタル・メディア・プレーヤー)として話題になっているようです。
今回はTwonky BeamをDMC(デジタル・メディア・コントローラー)としてのみ使い、BDP-150(+テレビ)側をDMR(デジタル・メディア・レンダラー|用語説明)として使用しています。

※2
iPad内のデータをWi-Fi転送するわけではなく、指示を出されたBDP-150が直接ネットとやり取りします。

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