デジタルカメラの最近のブログ記事

Ricoh CX5

首からぶら下げられる散歩用のデジカメが欲しくて、昨年末にRicohのCX5を購入しました。 Ricohのカメラを購入するのは始めてですが、便利で使っていて楽しいデジカメです。 現行機種でもなく、市場からも消えつつありますが、とても良い買い物だったのでエントリーしておきます。


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2点吊りが出来る(※1)ので散歩に楽しい。

購入の直接の動機です。「小型のカメラを首にぶら下げる」スタイルは散歩にとても合っていると思うので。

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ステップズームが便利で楽しい。

ズームレンズがずっと苦手でした(今も苦手です)。コンデジだとどうしても起動時の広角端でルーズに撮影してしまうのですが、ステップズームは好みの画角を簡単に呼び出せるので楽しく撮影できます。単焦点時代に多用していた35mm相当と100mm相当で撮影できるようになりました。


CX5 歪曲収差テスト(35mm相当)
28mm相当始まりのズームなので、35mm相当では歪曲はほとんどありません。


CX5 歪曲収差テスト(100mm相当)
300mm相当までのズームなので100mm相当では歪曲はほとんどありません。


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電子水準器が便利で楽しい。

購入前は全然期待してなかったのですが、意外と多用してます。精度面でどの程度信頼できるかはよくわかりませんが純粋に便利だと思います。最近いろんなカメラに搭載されるようになってきたので、一度体験してみることをお勧めします。「どうせならあった方がいい」と思うはずです。

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背面液晶がきれいで楽しい。

約92万ドットの背面液晶(※2)はきめ細かく、キレイです。sRGB 100%対応とのことで色も結構いい感じです。メイン機材のLumix GH1の背面液晶(46万ドット)より優れています。撮影していても気分が良く、このくらい精細でキレイなら接眼ファインダーは省いてもいいかな、と思うようになりました。


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raw非対応もまた楽しい。

raw非対応機種は原則「撮って出し」になるので、画質設定を細かく調整しています。その日の撮影結果を見ては設定をちょっとずつ変えていく追い込み作業もとても楽しいです。ちなみに現時点での設定は、

  • ホワイトバランス:屋外
  • 露出補正:-1/3
  • 超解像:弱
  • ノイズリダクション:AUTO
  • コントラスト:-1
  • シャープネス:+1
  • 彩度:±0
  • 測光:中央
です。


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「絵作り」が他社と違っていて楽しい。

そんなに多くのデジカメを使ったわけではありませんが、絵作りの方針が他社とは違う印象を持ちました。例えば「シャープネス」はかなり素材指向です。リンギング発生が大嫌いな私としてはたいへん好みですが、一般の人はピンぼけと勘違いしてしまうのではないかという位にソフトです。また、「コントラスト」もかなり軟調です。コントラストを-2とかにするとほとんどHDRのようになります。某社のようなデフォルトでリンギングばりばりコントラストバキバキにして素人受けを狙うコンデジなどと比較すると、非常に「良心的」に感じます。

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ユーザーインターフェイスが良く出来ていて楽しい。

画質の各種設定などは全て「マイセッティング」に登録しています。2つ登録できるので、利用頻度の高い画角の35mm相当と100mm相当で使い分けています。今まで所有していた他のデジカメにもカスタムメニュー登録機能はあったはずなのですが、ほとんど使ったことはありませんでした(※3)。このカメラのUIはたいへんよく出来ていると思います。

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プレビューが汚くてちょっと残念。

プレビュー表示時間は設定で「0.5秒」にしています。チラ見確認で撮影続行するのには絶妙の表示です。皆さんが今お使いのカメラ、プレビュー時間はどのくらいですか。確認してみてください。でも、プレビュー画像はなぜかとても汚い。構図の確認程度にしか使えません。残念です。


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まとめ

間もなく市場からなくなるカメラについてたくさん書き留めてしまいました。まとめとしては、

◎使ったことのないメーカーのデジカメは面白い。メーカーごとの差は思った以上に大きい。

◎新しいカメラはやっぱり面白い。コンデジはまだまだ進化すると思います。

◎使ってて楽しいカメラはやっぱり楽しい。「写りの良いカメラ」よりも(※4)使ってて楽しいカメラで撮影したい。

といったところでしょうか。


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※1 ちなみに新型(現行機種)のCX6は、ストラップ穴がひとつになってしまいました。

※2 ちなみに新型(現行機種)のCX6はさらに増えて約123万ドット。ですが輝度確保のための白色ドット増(PenTile Matrixというのかな)なので、「画素数」は640×480のVGAで変わらず。RGBで921,600ドット、RGBWで1,228,800ドットということのようです。店頭で見る限り確かに明るくクリアになりましたが、色の再現性は落ちてしまったようです。「sRGB 100%」を謳わなくなってしまいました。

※3 raw撮り前提ならば設定不要、ズーム画角を登録できる機種などなかった、というのもありますが。

※4 肝心の写りですが、「写りの良いカメラ」と比べなければとても良い写りです。それでいいじゃないですか。色収差とかはやや多め(特に望遠端)です。(rawが使えないので)現像時に除去できないのがちょっと痛いです。

Ricoh CX5

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ときどき散歩をします。デジカメを持って出かけます。
大きなカメラでは「撮影ロケ」になってしまうのでコンデジを持ち歩きます。

その時のカメラは首からぶら下げるのが良いと考えています。
ポケットに入れておくと取り出すのが億劫となり、結局撮らずじまいになってしまうからです。

ですが、コンデジはストラップ取り付け穴が小さいので工夫が必要です。
高価な専用アクセサリーを買うのはもったいないので自分で作ってみました。


100円ショップのストラップ

100円ショップの名札カード用ストラップなどをふたつ用意します。


ストラップ(プラ製)金具

(プラスチック製の)金具を外します。


カメラストラップに取り付ける

カメラ用ストラップ(写真はCanonの一眼レフ用)の先に取り付けます。


Ricoh CX5

コンデジに取り付けます。こんな感じです。


ストラップ穴がふたつあるコンデジ(※)をお持ちの方は試してみてください。


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2点吊り用にストラップ穴がふたつあるコンデジは意外と少ないようでした。

冒頭のカメラはRicohのCX5です。新型のCX6からは1つ穴になってしまいました。
GR Didital IVなどはふたつ穴ですが、こちらはいわゆるハイアマチュア向けの高級機です。
CasioであればExilim EX-ZR10ZR15などがふたつ穴です。
CanonならばPowershot S95S100などがあります。これらも高級機ですね。

追記|エントリー直後に「2点吊り」で検索をかけたらRicoh GX100のストラップを同じ方法で自作している方の記事がありました。2009年の記事です。

Panasonic Lumix GF2


2011年10月現在、Panasonic Lumix GF2があり得ないほど底値です。底値のピークは過ぎたようでやや上昇に転じていますが、今が買い時だと思います。興味のある方は急ぎましょう。


私自身は14mm/F2.5のレンズ欲しさに(広角パンケーキのみの)レンズキットを2011年7月に38,923円で購入しました(※1)。 現在は標準ズームもついたダブルレンズキットがそれよりもさらに安く、3万円台前半で売られています。やや早まってしまい、ちょっと残念です。

レンズだけ残してボディは売り払うつもりでしたが、試しに使ってみたところ予想外に楽しく、使い続けることにしました。直線的なデザインがカッコよかったGF1、笑っちゃうくらい小型軽量のGF3。間に挟まれ、微妙な位置付けのGF2ではありますが使いやすく、写りもよいのでとても気に入っています。


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もうひとつ底値の商品があります。
ニコン P7000アンティークキット NHAKP7000。10月現在 8,484円です。

Nikonのデジカメ、P7000用の専用ケースと28mm外付けファインダーのセット商品です。専用ケースの方は本体を持っていないのでいらないのですが、同梱の外付けファインダー「NH-VF28」は希望小売価格が税込26,250円、実売価格でも単品では20,753円の商品です。
外付けの光学ファインダーはたいてい2万円以上するのでそれが8千円とはバカ安です。このファインダー欲しさにこちらも購入し、GF2のアクセサリーシュー(※2)に付けてみました。冒頭の写真となります(※3)。


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外付けの光学ファインダーはともすれば単なる「ドレスアップ」となりがちですが、私は実用品としてきちんと利用します。

背面液晶を使わずに、外付けファインダーを覗いて撮影します。クリアな見え味のファインダー(※4)は使っていて大変気分が良いです。
また、厳密な構図が取れない分、撮りたい被写体を「見る」ことに専念できます。些末な情報表示に煩わされることなく、撮りたいものを見て、撮るだけ。シャッターがどんどん進みます。AFエリアはど真ん中、目一杯大きく設定してあるのでピント合わせも全く気にしません。
お気楽に気持ちよく撮れます。とても良い気分で散歩カメラとしては抜群です。もちろん、「いい写真」が撮れるかどうかは全く別なのですが……。


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※1 私はブラックモデルを購入しましたが、レンズ入手目的の方にはホワイトをお勧めします。ホワイトモデルの14mm/F2.5はレンズ鏡胴の色が標準のメタリックグレーなので、Lumixの他の交換レンズと色が揃います。ブラックモデルの14mm/F2.5は鏡胴も黒です。

※2 新型のGF3にはアクセサリーシューがありません。あえてGF2を選ぶ大義名分ができました。

※3 フードはエツミのフジツボ型フードを合わせましたが、径が異なるので追加で37mmのキャップを買う必要が出てしまいました。Discover Photoで購入しました。最初からユーエヌとかから出ているキャップ付きのフードセットを購入した方が手軽かもしれません。

※4 ファインダー枠はデジカメ専用の4:3比率です。近距離補正枠もついています。

111012追記|m43の広角パンケーキは28mmでなく14mmでした。修正しました。

クラシックデジカメ

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PowerShot G2
写真はCanonのPowershot G2。2001年に発売されたカメラです。ヤフオクで5,000円程で(2010年に)購入しました。


Adobeのサイトに「Photoshop CS5:デジタルカメラRAWファイルのサポート」というページがあります(※1)。 これまでに発売された、カメラメーカー各社のraw対応機種、すなわち当時の高級機が多数掲載されています(※2)。


これって、ほとんど「クラシックデジカメ推奨コレクションリスト」ですね(※3)。


※1 Appleはこんな感じSilkypixはこんな感じです。2001年頃の古い機種はAdobeが最も多くサポートしている気がします。

※2 一眼レフだと普及機もraw対応なのでちょっとつまらないですね。(接眼ファインダーのある)コンデジタイプの高級機がとても楽しいと思います。

※3 「クラシックデジカメ」って矛盾した概念ですが、10年ほど前の(当時の)高級機は使っていて楽しいですし、特定の条件下では写りも決して悪くありません。また、rawで撮影すれば最新の画像処理エンジンも活用できます。お金のかからない趣味として、長く楽しめると考えています。

2段絞ってF2.8

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ZUIKOの50mm f/1.4のレンズ、絞って使えば確かに高画質ですが、既存のレンズとかぶります。あえて使う意味がありません。

一方、開放で使うとフレア爆発。描写の癖が強すぎます。

結局、少し絞って使うことにしました。2段絞ってF2.8、それでも大口径ズームレンズ並みの明るさです。

また、フルサイズ対応のレンズの、APS-Cよりもさらに狭い領域の中央部分だけを使用する、大変贅沢な(無駄の多い)使い方です。高画質が期待されます。



こんな感じです。被写界深度の浅さと画質が両立します。オリジナルはこちら


画面中央部です。(周辺含め)高画質です。おや、羽虫が。



ありがちな写真も撮りました。やはり高画質です。実サイズで花びらの描写なども確認してみてください。オリジナルはこちら



これまたありがちな写真。光源に現れる絞り形状は八角形です。オリジナルはこちら



もともとは標準レンズですが、実質100mm相当になります。それなりに深いフードを付けて使っています。フードは実用重視、ゴム製の折りたたみ式です。Hamaだったかな。


レンズのテストは以上です。お付き合いいただき、ありがとうございました。

f/1.4を開放で撮影

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F5.6まで絞って使うのであれば純正のズームレンズで十分。

F1.4の開放で撮影してみました。


GH1+ZUIKO 50mm f1.4|F1.4にて撮影。 ほとんどソフトフォーカスレンズのような描写になってしまいました。オリジナルはこちら



原寸で表示。大量のフレアが。


この手の表現っぽい描写はあまり好きではありませんが、動画などにするとよりそれらしい雰囲気に。


今回もやはり結論はありません。大口径レンズf/1.4開放での描写は、レンズによって異なるようです。甘い描写は好みではありませんでした。

ZUIKO 50mm f/1.4

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GH1用のOMマウントアダプター(※)を購入してあったので、学生時代に使っていたOLYMPUSのレンズを使ってテスト撮影をしてみました。OLYMPUSのZUIKO 50mm f/1.4と、LUMIX G VARIO HD 14-140mmを比較しています。



GH1+ZUIKO 50mm|F5.6 1/800sec
……。つまらない写真ですみません。自宅のベランダから撮影したものです。
条件を揃えたら絞り値がF5.6になってしまいました。ここまで絞って使うとレンズの個性は消え、普通に高画質になります。歪曲や周辺光量落ちはありません。オリジナルサイズはこちら



GH1+G VARIO HD 14-140mm|F5.6 1/640sec
高倍率ズーム、ほとんど開放での撮影ですが、十分に高画質です。オリジナルサイズはこちら


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等倍表示で比較すると周辺に若干の差があります。



ZUIKO 50mm|周辺まで品質は安定しています。



VARIO HD 14-140mm|若干「流れ」が発生しています。



ZUIKO 50mm|raw現像時に補正しましたが、色収差が残ってしまいました。



VARIO HD 14-140mm|色収差は見られません。デジタル補正されています。


結論は特にありません。「絞って使えば古いレンズも高画質」といったところでしょうか。


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※知らずに純正アダプターを購入しましたが、アクセサリーメーカーのオリジナルを買った方がずっと安くつきますね。

手作りステディカム研究のためにCyber-shot DSC-HX5Vを購入しました。
まずは人柱的な備忘録を少々。

Cyber-shot DSC-HX5Vは今どきのデジカメらしく、歪曲収差をソフトウェア補正します。


25mm相当の広角を綺麗に補正しています。オリジナルサイズはこちら。


ですが、動画撮影時は歪曲収差のソフトウェア補正は行なわれません。


ワイコンを付けたように歪曲します。結構歪みます。オリジナルサイズはこちら。

このカメラで静止画を撮影する気は全くなく、純粋にハイビジョン動画撮影のために購入したのでちょっとがっかりです。

111127追記|動画撮影時の歪曲収差補正なしは本意でなかったので、その後すぐに処分しました。

CHDKでraw撮影

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Canon Powershot A710 ISで撮影|rawファイルをdng4ps-2でDNGに変換。Lightroom 2で現像処理。


CHDKを試してみました。備忘録です。


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CHDKというのは、「Canon Hacker’s Development Kit」。CanonのDigic搭載のデジタルカメラを対象にした、アンオフィシャルなファームウェア(拡張)のことです。
これを使うと、(最高級機種でない)PowershotやIXYなどにも様々な機能を追加できます。

対応機種の確認やファームのダウンロードはこちらのサイトからできます。
CHDK Wiki(英語サイト)

最近話題になった、MITの学生さんが予算150ドルで大気圏外から見た地球の写真を撮るプロジェクトなどでも、このファームウェアでインターバル撮影機能の追加を行ったPowershotが利用されているようです。

それ以外にもすごくたくさんの追加機能ができるようなのですが、とりあえずraw撮影の機能を試してみました。


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利用方法は本サイトにのっていますが、この方のblog記事なども参考になりました。私自身はFirm Updateのメニューが(撮影メニューなどではなく)「再生メニュー」の一番下にあるのに気付かず、始めるまでにちょっと手間取ってしまいました。


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撮影されたrawファイルはそのままでは汎用の現像ソフトでは扱えないので、DNG形式に変換するアプリケーション、フリーウェアのdng4ps-2のOSX版を使って変換します。バージョン0.2.2ですが、Snow Leopardで問題なく動きます。変換はバッチ処理でまとめて行なえるのでさほど面倒ではありません。


DNG形式に変換した後は、好みの対応アプリケーションで現像をすることができます。私は手持ちのLightroom 2で現像しています。コントラスト調整や暗部補正などを劣化なしでおこなえるのでやはり便利です。色収差もかなり低減することができました。

Lumix DMC-FX150にびっくり

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Panasonicのコンパクトデジカメ、Lumix DMC-FX150を買いました。

性能も写りも結構よくて、かなり驚いています。
コンパクトデジカメに対しての考えを改めました。
また、「光学機器メーカー」としてのPanasonicに対しての印象もかなり変わりました。


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歪曲収差が少なくてびっくり。

見かけはただのコンパクトデジカメなのに、広角端(28mm相当)の歪曲収差があまりに少なくてびっくりしました。
直線はほぼ直線。よく見ると僅かに樽型ですが、通常の使用ではほとんど問題になる事はないでしょう。少なくとも私は大満足です。

画像(上)オリジナルサイズ画像(下)オリジナルサイズ

f2.8、3.6倍の28mm広角ズームでこの歪曲の無さ、というのはいままでの経験上ちょっと考えられません。周辺光量落ちも全く感じない(※1)。こんなしょぼい見かけのレンズなのに。

スペック表には「非球面レンズ5面4枚(使用)」、とありますが、コンデジのズームレンズの歪曲がそんな簡単に解決する時代が来ているとも思えない。

調べてみたところ、ソフトウェア上でリアルタイム処理して歪曲を補正しているようです。

価格.comの口コミ掲示板より

ニュートンの差分のような補間による歪曲補正は比較的負荷の少ない処理ですし並列処理も可能。ライブビュー用の小さな画像なら楽勝です。


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画素数が多くてびっくり。

(一応)やや大きめの1/1.72型のCCDに1470万画素。所有しているデジカメで最も高画素のモデルになってしまいました。
今までは「受光面積の小さい高画素の素子なんてダメダメ」という偏見を持っていましたが、改めました。実際に観てみるとやはり綺麗です。また、トリミングもし放題。縮小すればこれまたしっとりときめ細かい質感になる。
等倍表示の品質はややざらついていて「鑑賞」の対象にはなりませんが、きちんと解像しています。


上記画像の中央部分を実サイズでトリミング

ただ、やはりラチチュードはやや狭めです。油断すると空は白く飛んでしまいますし、高感度だとノイズもそれなりに。低感度(ISO100とか)でノイズを抑えつつ、(ハイライトが飛ばないように)ややアンダー気味に撮影するなどの工夫が必要なようです。
でも、「F2.8のレンズのカメラをISO100で使用する」のは「工夫」というほどの負担ではありませんし、ノイズも見方を変えればフィルムの粒状感のようでもあり、嫌な印象はありません。


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(もちろん、知ってて買ったのですが)raw対応でびっくり。

見た目はオーソドックスなコンパクトカメラですが、一応raw対応。高速連写はできませんが、内蔵メモリにそれなりにバッファがあるようなので、データ書き込みで撮影を極端に待たされる事もありません。普通に使えます。

rawはホントに楽です。色温度や(微妙な)露出、コントラストやシャープネス、彩度などの画質設定などを気にする事なく、「とりあえず」撮影しておけば後で何とかなる。これに気付いてからはraw以外では撮る気がなくなりました。
ストレージの値段もどんどん下がるので1枚あたりのデータの巨大さもさして負担ではありません(でも17MB!)。同時に、PCのスペックも日々上がってきているのでraw現像処理も「遅い」とは感じません。

これからは「お気楽な撮影のためにrawを使う」というコンセプトがいいと考えています。


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あまりに安くてびっくり。

秋葉原の小さなお店で22,000円でした。かなりびっくり。
ちなみに、勤務先近くの量販店でも似たような値段でした。
また、価格.comで「raw対応」で検索するとヒットする中の最安のモデルでもあります。
それにしても発売からもうすぐ1年になるとはいえ、Made in Japanのこの性能のデジカメがこの値段とは……。工場の人に申し訳なくなります。


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まとめ。

アフェリエイトでもないのにちょっとほめすぎたようです。

ただ、歪曲補正のための「ソフトウェア処理を前提としたレンズ設計」というコンセプトはある意味「ずる」ですが、デジタル時代の正しいアプローチのような気がします。旧来の光学機器とは異なる「デジタルカメラ」の在り方として、かなり納得し、感動しました(※2)。

さらにはNikonやCanonからではなく、「カメラメーカー」として後発のPanasonicからこのような商品が出ていたことに愉快な気持ちがしています。

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※1
ちなみに色収差は結構あります。が、こちらはraw現像時に簡単に減らせます。

※2
あまりに感動したので、Lumix GH1とG VARIO 7mm-14mmを買いました。こちらも光学ファインダーが存在しない事を前提にした、レンズとソフトウェア補正の併せ技の製品です。

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