DMC-G7動画|iDレンジコントロール

DMC-G7の「iDレンジコントロール」を試してみました。
撮影状況に応じて画面のダイナミックレンジを自動調整する機能です。

撮影時の設定は、

  • フォトスタイル:Natural
  • Contrast:±0
  • Highlight:-4
  • Shadow:±0
  • 露出補正:±0
  • 彩度:+1

です。

とりあえず、2パターンほど撮影しています。編集時に補正等は行っていません。

「iDレンジコントロール」により、シャドウ部が明るく補正されているのを確認できました。
一方、撮影時にhighlightを[-4]にしているからなのか、ハイライト側の補正は確認できませんでした。

設定を「オート」にしておくと、

  • 輝度差の少ない場合(前半)で「オフ」とほとんど同じ、
  • 空が入るなど輝度差の大きい場合(後半)で「標準」と同程度の補正量

なので、常時「オート」でもいけそうです。

また、「ハイライト・シャドウ」は使用せず、白飛び・黒つぶれの防止はiDレンジコントロールに任せてもよいかもしれません。

DMC-G7動画|コントラスト/ハイライト・シャドウの設定

画質の設定を始めてみましたが、順列組み合わせが多すぎて、途方に暮れています。

コントラスト/ハイライト・シャドウの設定を変えて撮影し、8秒ずつでつないでいます。

  • コントラスト±0です。
  • コントラスト-5です。いわゆる「軟調」にしてみました。白とび・黒つぶれを減らします。
  • ハイライト-5、シャドウ+5です。上記のコントラスト下げとはやや異なるタイプの軟調です。ハイライト部・シャドウ部の階調重視の設定なので、相対的に中間の階調は粗くなっているかもしれません。
  • コントラスト+5、ハイライト-5、シャドウ+5です。ハイライト・シャドウの設定で軟調になりすぎた画面をコントラストを上げることで相殺しています。コントラスト±0に似ていますが異なります。
  • コントラスト+5、ハイライト-5、シャドウ+5をベースに、ヒストグラムを見ながらレンジ中央に収まるよう、マイナスの露出補正をかけています。

それ以降の画面は上記5設定に対して、Final Cut Pro上で処理を加えています。彩度のアップ、ハイライト・中間・シャドウの濃度変更を(なんとなく)見た目で行いました。

……。う〜ん、わかったようなわからないような。

撮影対象や設定を変えて、経験値を積むしかないようです。


  • 輝度レベル0-255です。根拠はありません。
  • ベースにしたフォトスタイルは「ナチュラル」です。根拠はありません。
  • 彩度は-2です。ですが、「ナチュラル」の-2では低すぎたようです。
  • シャープネスは-5です。
  • 「iDレンジコントロール」など、挙動の詳細が不明の設定は基本オフにしています。きりがないので。
  • 曇り空の朝に撮影しました。

DMC-G7動画|シャープネスの設定

DMC-G7の動画撮影時のシャープネス設定を検証してみました。

……。4Kを閲覧する環境を持っていないので、差がわかりません。

動画から画像を切り出し、ピクセル等倍で比較すると一応わかります。

DMC-G7動画|シャープネス設定比較1

DMC-G7動画|シャープネス設定比較2

とりあえず、リンギング(輪郭強調)が目立たず、素材として最も役に立つであろう[-5]で撮影しようかと思います。

DMC-G7動画|彩度の設定

DMC-G7の動画撮影時の彩度設定を検証してみました。

  • 「シネライクV」で撮影しています。
  • レンズは、LUMIX G VARIO 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.を使用してます。

閲覧環境・設定によって画面上の鮮やかさは異なります(※)が、いずれにせよ±0でもかなり高めの彩度でした。-2〜-4あたりがよさそう/自分の好みです。後処理前提なら-5で撮影することになると思います。


本当に本当にぜんぜん異なります。

160324|追記 「フォトスタイル」によってベースの鮮やかさはそれぞれ違うので、「シネライクV」をメインで使わない限り、あまり意味のないテストでした。とほほ。

DMC-G7の4K動画撮影時のクロップ量

PanasonicのDMC-G7の4K動画撮影時のクロップ量を調べてみました。

DMC-G7

静止画撮影時の4592px*3448pxに対し、センサー中央部のおよそ4122px*2319px分を使用(※)して、4K(3840px*2160px)動画を生成しているようです。

中央部をdot by dotで使用するDMC-GH4とは異なり、やや広い画角で撮影可能です。

画面の対角線長を比較してみたところ、

  • 4K撮影時は約1.214倍の焦点距離相当になります。

28mm相当のレンズは34mm相当になり、24mm相当の画角が欲しい時は約20mm(19.77mm)相当のレンズが必要になります。


海外のサイト「CAMERA LABS」には、「around 4120×2318 pixels」とありました。いずれにせよ、4Kの画素数に対してきりの良い比率ではないようです。

雑なレンズテスト

手持ちの中望遠レンズで雑なテストをやってみました。備忘録です。


COSINA Voigtländer NOKTON 42.5mm/F0.95

NOKTON425mmF095_f095
NOKTON425mmF095_f095

動画撮影用に以前購入したレンズです。被写界深度の浅い、それっぽい映像が撮れるので大変重宝しています。
開放ではフレアが激しく、「表現」ぽくなってしまうので、

NOKTON425mmF095_f14
NOKTON425mmF095_f14

実際には2段ほど絞ってf1.4程度で使うことが多いです。
f2.0まで絞ればさらにくっきりしますが、


Olympus M.ZUIKO Digital 45mm/F1.8

MZUIKODIGITAL45mmF18_f18
MZUIKODIGITAL45mmF18_f18

Olympusの廉価なレンズを開放で使う方がシャープなので、NOKTONを絞って使うのはあまり意味がありません。
PanasonicやOlympusの純正の単焦点レンズはどれも開放から高画質で侮れません。安いし。そもそもAFだし。

ただし、動画でAFはあまり使いません。もっぱらMFです。
撮影中のピント位置の移動などは、NOKTONのフォーカスリングが大変役に立ちます。


(カビだらけの)Olympus ZUIKO 50mm/F1.4

ZUIKO50mmF14_f20
ZUIKO50mmF14_f20

とはいうものの、単にフォーカスリングが欲しいだけならば、古い35mmカメラの標準レンズを使えば済む話ではあります。
作例のズイコーは30年ほど前に購入した、今ではカビだらけのレンズですが、f2.0(できればf2.8)まで絞れば、十分高画質になります。
程度の良いもの(どのメーカーでも)を手に入れればもっと高画質だと思います。


Canon New FD macro 50mm/F3.5

NFDmacro50mmF35_f35
NFDmacro50mmF35_f35

ちょっと暗めですが、35mmカメラ用の標準マクロレンズなどは開放からとても役に立ちます。近接撮影時の色収差がまったくありません。


絞って収差を消しても発色やコントラストはそれぞれ異なりますが(NFDなどはちょっと緑っぽい)、どれもホワイトバランス設定やraw現像時の調整で吸収可能な範囲です。Lightroom上で色温度を100〜200度、色かぶりを1〜2目盛り動かすだけで微妙な色転びは揃ってしまいます。

50mm近辺は安くて実用的なレンズがたくさんあるので、NOKTONを買ってしまったのはちょっと散財だったかもしれません。

今まで大変役に立ってきたので、とくに後悔はしていないのですが。


テスト時の写真は、こちらにまとめました。

ローファイな写真

スマホのカメラのエフェクトですっかりおなじみ、既に陳腐化してしまった「ローファイな写真(lo-fi photography)(※1)」ですが、思うところ(※2)があり、ちょっとやってみました。

レンズの先端に安物のワイドコンバージョンレンズ(※3)を付けて色々撮影しています。AFはそのまま使えるので、トイカメラ風撮影のための専用レンズよりも便利です。

_PL60147

0.6倍のワイドコンバージョンレンズなので換算28mmのレンズに付けると、換算16.8mmの超広角になります。画面が魚眼レンズで撮影したように大きく歪曲し、同時に周辺部に大量の収差や「流れ」が発生します。

_PL60142

色温度もあえて間違ったもの(蛍光灯)に変更し、さらに周辺減光も付与しました。

_PL60141

_PL60145

スマホのエフェクトとは異なり、どれも中央部の解像はしっかりしています。


世の中にはもっと「ローファイ」な写真がありますが、自分はこれが限界です。これ以上はちょっと勘弁。ちなみに階調や粒状感については「hi-fi」なままです。

※1. 英語版wikipediaの「See also」の欄にはLo-fi photographyを撮るための様々な手法が分類されています。

※2. 画面の中央部に視点を促すための手法を探しています。また、巷でいまだに流行っている「過度なカラーグレーディング」についての検証も兼ねています。

※3. 周辺の「流れ」も作例は激しすぎると感じていますが、動画撮影時にクロップされる分を勘案すると、今回購入したコンバージョンレンズの描写は意図通りの「lo-fi」具合でした。