250円のジンバル金具

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偶然、ジンバル金具を手に入れました。
DIYスタビライザーの材料として使えるかもしれません。

Amazonで4個で980円でした。

(おそらく)6mmのネジ穴が切ってあります。

本来は、(多分)家具用のダンパー金具のようです。両端にジンバルがついており、それが2本セットで売られています。
ダンパー自体はDIYスタビライザーの歩行時の上下揺れを抑えるための機構の材料になるかと思ったので購入してみましたが、非常に固く、あまり役に立ちそうもありませんでした。

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自作スタビライザー「クランプ式」の試作

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ホームセンターの島忠で、大型のL型クランプが売っていたので、つい買ってしまいました。

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併せてコの字型の補助金具も購入し、カメラを固定してみました。

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スタビライザーのようなものが出来上がりました。

クランプは鉄製でそれなりの重量があるので、コンデジ程度の重さであればちょうどグリップ周辺の高さに重心がきます。
重心を中心に両手で構えることにより、水平撮り専用のスタビライザーとして一定程度の安定性は期待できそうです。

とはいうものの、このクランプは2,780円、補助金具は388円もします。
今時3,000円以上かけてDIYするならば、もう少し性能のよいものを作りたいところです。
性能だけでなく、価格でも既製品に負けてしまいます。

このジャンルのスタビライザーであれば、鉄製の水道管が定番の素材です。
私が初めて自作スタビライザーを知った頃に比べ、
制作方法も合理的になりました。

DC-GH5動画|10bit 4:2:2でもバンディング?

「log(収録)」についていろいろ調べていたら、このような動画を見つけました。

「DMC-GH4の8bit 4:2:0のlog収録には限界があるが、DC-GH5の10bit 4:2:2のlog収録ならこんなにキレイ。もはや外部レコーダーいらず」、という比較検証動画なのですが、

GH5の方、グレーディング後の映像も、わずかにバンディングが発生しているように見えます。

YouTubeアップ時の圧縮で発生したのでしょうか。
ただ、8bitで盛大に発生しているバンディングの等高線を、追加4階調で埋めるのは難しいような気もします。こんなもんなんでしょうか?

DMC-G7動画|輝度レベルの設定

4K動画の撮影に使っているDMC-G7の「輝度レベル」の設定ですが、ずっと[0-255]を使っています。
なんとなくですが、8bitの256階調をフルに使えるイメージがあるからです。

また、使い始めにググった際、こんな記事を見つけた、というのもあります。
camerakun.info DMC-GH4 導入記 Vol. 4 輝度レンジ

ですが、世の映像のプロはほとんど[16-255]や[16-235(G7では設定不可)]です。
放送映像機器の規格の都合なのだろうと思いつつ、理由は正確にはよくわかっていません。

最近改めてググってみたところ、こんな記事がありました。
GH4 動画撮影時の輝度レベル (16-255) について – ぼくんちのTV 別館
[16-255]で撮影した映像にはハイライト側に階調が隠れており、補正によって多少の白とびの救済ができるとのこと。

テスト撮影をしてみました。

最初に無加工の[16-255][0-255]の映像を並べています。撮影時の条件は全て同じです。マニュアルモードで撮影したので、絞り/シャッタースピードも同じです。
その後、明るさの補正をいくつか試したものを並べています。編集はAdobe Premiere Pro CC 2017で行いました。


#01|16-255 No Grading_cap

#01|16-255 No Grading

↑輝度レベルを[16-255]で撮影したものです。無加工です。RGBの波形を見ると、ハイライトが飛んでしまっていました。画面上端の100/255でカットされています。


#02|0-255 No Grading_cap

#02|0-255 No Grading

↑輝度レベルを[0-255]で撮影したものです。無加工です。RGBの波形を見ると、ハイライトはぎりぎりレンジ内に収まっています。繰り返しますが、絞り/シャッタースピードの条件は[16-255]と変えていません。


#03|16-255 白レベル-33_cap

#03|16-255 白レベル-33

↑輝度レベルを[16-255]で撮影したものを使い、「白レベル」を調整してみました。-33まで下げたところ、ハイライトの階調が戻ってきました。なるほど。


#04|16-255 露光量-0.33_cap

#04|16-255 露光量-0.33

↑輝度レベルを[16-255]で撮影したものを使い、「露光量」を調整してみました。-0.33まで下げたところ、ハイライトの階調が戻ってきました。


これ以降の検証は、「輝度レベル」の話とはちょっと異なります。おまけです。

#05|16-255 ハイライト-100_cap

#05|16-255 ハイライト-100

↑輝度レベルを[16-255]で撮影したものを使い、「ハイライト」を調整してみました。最低の-100まで下げても、ハイライトは飛んだままでした。
ちなみに、「ハイライト」の調整により、「空」が使う輝度幅は増えましたが「階調が豊かになった」わけではないようです。RGBの波形がストライプ状になっています。バンディング(ポスタリゼーションのような飛び飛びの階調)が発生しています。


#06|16-255 ハイライト-100/白レベル-31.5_cap

#06|16-255 ハイライト-100/白レベル-31.5

↑輝度レベルを[16-255]で撮影したものを使い、「白レベル」の調整(-31.5)で白とびを抑えた後、さらに「ハイライト」を調整(-100)してみました。RGBの波形はストライプ状です。画面を見るとグレーのはずの雲が、RGBに色分けされています。


#07|0-255 コントラスト-100/ハイライト-100/シャドウ-100_cap

#07|0-255 コントラスト-100/ハイライト-100/シャドウ-100

↑輝度レベルを[0-255]で撮影したものを使い、「コントラスト(-100)」、「ハイライト(-100)」、「シャドウ(-100)」を調整し、空の輝度幅を目一杯確保してみました。RGBの波形はストライプ状です。グレーのはずの雲が、RGBに色分けされています。


[16-255]設定を使うことで飛んでしまったハイライトを後から直せるのは便利ですが、編集時の補正が必須となります。また、マージンを持たせた分、(補正なしでそのまま使った場合)階調は15/16に減っているような気もします。
170808|追記 あるいは、[16-255]での収録は256階調+9%分の予備合わせて279階調ある?
170811|追記 いずれにせよ、[16-255]を選択しても、補正できるハイライトの量は1/3段程度です。そもそも白飛び救済のための機能ではありません。

[0-255]設定を使い、現場で露出を慎重に決めるのとどちらがいいのか……。ハイライトの白とび防止は「ハイライト/シャドウ」のハイライトや「iDレンジコントロール」にまかせられれば……。

とりあえず、今後も[0-255]をベースに撮影するつもりです。

DMC-G7動画|ノイズリダクションの設定値

DMC-G7を使った4K動画撮影時のノイズリダクション設定の検証をしてみました。

ノイズリダクションの設定を、-5(最小)、+5(最大)、±0(デフォルト)で20秒ずつつないでいます。後半では、画面を400%に拡大表示しています。

FHD表示では差はほとんどありませんが、4K表示ではそれなりの違いが確認できました。
ノイズによるざわつき具合(特にシャドウ部)に変化があります。

一方、解像にも変化があります。

NoiseReductionTest 08

↑NR最小では、建物の壁面のタイルの目地がはっきり出ています。

NoiseReductionTest 11

↑NR最大では、タイルの目地が溶けてしまいました。

通常のノイズリダクションでは、解像とノイズはトレードオフになります。
自分は解像を重視するので、設定は-5としています。

DMC-G7動画|大森ふるさとの浜辺公園

近所の(といってもバスに乗って)公園で散歩がてら、撮影テストをしました。

簡単な撮影ですが、色々と思うところがありました。

撮影時の機材・設定

  • カメラ: DMC-G7
  • レンズ: G X VARIO PZ 14-42mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S. + DMW-GWC1(ワイドコンバージョンレンズ)
  • 三脚: Velbon CUBE
  • 輝度レベル: 0-255
  • 撮影モード: マニュアル
  • ISO: 200
  • ホワイトバランス: 昼光
  • フォトスタイル: CineLikeV
  • コントラスト: -5
  • シャープネス: -5
  • ノイズリダクション: -5
  • 彩度: -4
  • ハイライトシャドウ: -3・+3
  • iDレンジコントロール: AUTO
  • 超解像: 拡張
  • 回折補正: OFF

編集・色調補正

  • アプリ: FCP X
  • ソフトウェアスタビライズ: 三脚モード
  • シャドウ補正: -10%
  • ハイライト補正: +15%

機材について

  • 純正のワイコンは倍率が低い(0.79倍)こともあり、画質の低下は少ないようです。G7のクロップ量(1.214倍)と合わせると0.98倍。装着前の画角で撮影できます。
  • ですが、付け外しが面倒です。また、ネジが切られていないため、フィルターやフードを付けることができません。
  • 三脚は軽くて素早くおりたたみのできる、とても小型のものですが、強度が全く足りないので風で揺れっぱなしでした。編集時にソフトウェアスタビライズをかける必要がありました。もっとずっとしっかりしたものを使うべきなのですが、機材が重いと行動力が鈍ってしまいます。悩ましいところです。

露出について

  • マニュアルモードでヒストグラムを見ながら露出を決定しました。オート+露出補正を使うより楽かもしれません。
  • 天気の良い屋外のため、シャッタースピードがどうしても速くなってしまいます。「映画風」の質感にするためには1/50秒程が良いのですが、実際には1/100秒前後になってしまいました。
  • シャッタースピードを上げ過ぎないために、絞りもF13前後にせざるを得ませんでした。回折の影響の少ない値はF8.0までなので、かなりぼやけてしまっているはずです。
  • NDフィルターの必要性を痛感しました。また、明るいレンズはいつ使えばいいのだろう、と考えてしまいます。
  • ちなみにG7はマニュアルモードの場合、ISOオートを併用できません。

設定について

  • 編集時の加工を前提にした設定ですが、ちょっと軟調にし過ぎたかもしれません。ハイライトシャドウは逆S字カーブにしていますが、ややリニアに戻そうと思います。
  • 回折の影響も含め、解像「感」が足りない感じがします。リンギングが嫌いなのですが、シャープ量もある程度増やす必要がありそうです。回折補正もオン(AUTO)にしておくべきでした。
  • 彩度ももう少し上げておいてもいいかな。視聴時の環境にもよりますが……。

編集について

  • 後加工は全て劣化の元だと考えているので、なるべくしたくありません。ですがその分、現場の設定が重要になるも面倒です。8bitで撮影する限りは仕方がありません。raw撮影ができれば……。

ちなみに、加工前の動画は以下になります。白とび・黒つぶれを抑えたlog収録風ですが、ここまでレンジを狭めて撮影すると、加工後の劣化が避けられないと考えています。また、風の影響で画面が揺れています。

……。色々書き連ねましたが、スマホなどを使ってもっと無邪気に撮影したほうが、人の心に響く動画が撮影できると思います。

nextbit Robinの4K動画

昨年末に購入したnextbit Robinですが、4K動画が撮影できることに気づきました。
テスト撮影をしてみました。

解像については申し分ありませんが、小型センサーということもあり、発色・階調はそれなりな印象です。

カメラアプリ「FiLMiC Pro(Ver 5.5.3)」を使って撮影しました。100Mbpsの4K@24fpsの動画を撮ることができます。ピント・明るさはオートですが、色温度はマニュアルで固定して撮影しています。

撮影された動画はコントラストの高い(※)ものでした。編集の際にシャドウ部を明るくするなどの補正を行っています。また、いくつかのカットでは傾きや構図の調整を行っています。手持ち撮影のカットについては、ソフトウェアによるスタビライズをかけました。

スマホ画面をタッチしての動画撮影はさほど使い勝手のよいものではありませんでした。RobinはmicroSDなどの外部メディアに対応しておらず、内蔵メモリの空き容量だけでは長時間撮影はできません。また、三脚に据えて「カメラ」として使っている間はスマホとして使えません。

ジンバル式スタビライザーなどと組み合わせないと、あえて使用する意味はなさそうです。

iOS版の次期バージョンではLog/Flat撮影をサポートするそうです。