液晶ディスプレイのRGB配列

スマートフォンやタブレットは液晶を回転させるので、常に[R]→[G]→[B]に並ぶとは限りません。

ちょっと気になったので調べてみました。特に何の意味もありません。

パソコン画面の液晶画素のカラーフィルターは、通常は左から右に[R]→[G]→[B]の順番で並んでいます。
デスクトップもノートも同じです。

iMac

iPadの場合、ホームボタンを左にして画面を横にした時に、[R]→[G]→[B]の順番に並びます。

ipad2

Retinaになった(※1)iPadは、ホームボタンを下にして画面を縦にした時に、[R]→[G]→[B]の順番に並ぶようになりました。

iPad Air

4以降のRetinaディスプレイのiPhone(※2)も同様です。

IPhone5


横向きの[R]→[G]→[B]以外の環境ではサブピクセルレンダリングの表示に影響があります。
もちろん、iOSはサブピクセルレンダリングに対応していないので、基本まったく関係はありません。
強いて言えば、VNCでWindowsを利用する際のClearType表示などに影響があるかもしれませんが、極めて稀な状況だと思います。

※1 ちなみに、MacBook Pro Retinaディスプレイモデルの配列も他のノートパソコンと同じでした。左から右に[R]→[G]→[B]の順番で並んでいるので、サブピクセルレンダリングを有効化できます。

※2 Retinaになる前のiPhone3は調べそびれました。

サブピクセルレンダリングその後

サブピクセルレンダリング、いよいよ本当に終わりそうです。

以前「サブピクセルレンダリングはオワコン」とエントリーしましたが、相変わらず自分の環境ではサブピクセルレンダリングを有効化して使っています。

その後、OSをアップデートしたりMacBook Pro Retinaディスプレイモデルを購入したりと、プライベートの状況も変わってきたので、関連して調べた事を備忘録としてエントリーしておきます。
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Marvericksでも一応使える

OSX 10.9(Marvericks)になっても、ターミナルによるサブピクセルレンダリングの設定変更は可能です。

設定後、~/ライブラリ/Preferences/ByHost/.GlobalPreferences.XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX.plist

に項目「AppleFontSmoothing」が追加されます(途中の16進数の数字はユーザーにより異なる?)。

旧来は、~/ライブラリ/Preferences/.GlobalPreferences.plistに書き込まれていました。

一度設定した後は、このファイルをXcodeで直接操作(設定値の変更)することも可能です。
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便利ツールが撤退

システムの隠し設定を有効化するアプリ「Tinkertool」のver.5(10.9対応版)では、「なめらかな文字」項目がなくなってしまいました。

Tinkertool 5.1

Tinkertool 5.1
ver.4(10.6〜10.8対応版)までは、このアプリを利用して簡単に設定できたのでちょっとがっかりです。

Tinkertool 4.96

Tinkertool 4.96
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Retinaだと文字が太る

(外部モニタを利用しないのであれば)OSX 10.9[システム環境設定]→[一般]の「使用可能な場合は LCD で滑らかな文字を使用」をチェックするとサブピクセルレンダリングが有効化されます。ですが、Retinaディスプレイではフォントがかなり太い印象(※)になります。1ウェイト太くなったように見えます。比較してみました。
◎以下、通常のディスプレイでは違いがよくわからないかもしれません。ご了承ください。
Retinaディスプレイでサブピクセルレンダリング有効化

Subpixel Rendering: on
サブピクセルレンダリング無効(通常のアンチエイリアシング)

Subpixel Rendering: off
比較してみたところ、環境設定パネルでの有効化は、ターミナルでの設定[int 3]に相当しました。Leopard時代の「強」と同じです。
サブピクセルレンダリング「強(int 3)」

Subpixel Rendering: int 3
Marvericks環境で引き続きサブピクセルレンダリングを有効化する際には、デフォルトの環境設定パネルではなく、ターミナルを使って[int 1][int 2]あたりをチョイスすることをお勧めします。
サブピクセルレンダリング「弱(int 1)」

Subpixel Rendering: int 1
サブピクセルレンダリング「中 – フラットパネルに最適(int 2)」

Subpixel Rendering: int 2
※むしろ、Retinaディスプレイでは全般的にフォントが細く見える、といった方が正確かもしれません。
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Chromeで制限あり

(設定値問わず)サブピクセルレンダリングを有効化していると、Retinaディスプレイ(HiDPIモードでの表示)とGoogle Chromeの最新バージョン(検証時は32.0.1700.77)の組み合わせで、Webページ内のテキスト表示に影響があります。

12px(9pt)を超える文字サイズでサブピクセルレンダリングが無効化されます。

小さい文字と大きい文字で異なる描画となります。描画が混在します。

Safariでは設定した通りの描画となります。混在は発生しません。
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サブピクセルレンダリングもだんだん使いづらくなってきました。オワコン化方針がいよいよ具体的になってきたようです。

サブピクセルレンダリングはオワコン

サブピクセルレンダリングは終了モードでした。3年遅れて気づきました。

サブピクセルレンダリングは2010年頃からオワコンだったのですね。
3年以上のタイムラグですが、気がつきました。

2010年末にtweetした方が「今さら」とおっしゃっています。

改めてAppleのサイトを見たところ、base.cssのなかに通常のアンチエイリアスで表示するための記述、

-webkit-font-smoothing: antialiased;

を見つけました(※1)。

iPad(※2)の発売が2010年1月なので、その頃にはすでに準備はできていたのでしょう。

文字のなめらかさの追求はretinaディスプレイにまかせ、トリッキーなサブピクセルレンダリング表示はいずれやめてしまうつもりだったのですね。現行モデルのMacBook Pro Retinaディスプレイモデルはまだサブピクセルレンダリングが有効ですが、デフォルト値も変わるかもしれません。

そのオワコンの仕様を使い続ける(※3)ためのこちらの記事「Snow Leopardのサブピクセルレンダリングの設定」がいまだにアクセスが多かったりするのですが……。

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※1 webkitでサブピクセルレンダリングを含むアンチエイリアスの制御方法については以下のサイトがわかりやすいと思います。
Test page for -webkit-font-smoothing | Christoph Zillgens
こちらのサイトの記事(2011年頭の記事……)からたどって見つけました。

※2 iOSはディスプレイを回転させるのが前提なので、もとからサブピクセルレンダリングには非対応です。

※3 サードパーティ製外部ディスプレイへのサブピクセルレンダリング表示の停止は、てっきり純正購入への囲い込みかと思っていました。

サイト内の関連記事についてはタグ「サブピクセルレンダリング」をご覧下さい。

Snow Leopardのサブピクセルレンダリングの設定

Snow Leopardになってからサブピクセルレンダリングの設定が変更になっていました。

備忘録です。結論だけ先に書くと、ターミナルで、

defaults -currentHost write -globalDomain AppleFontSmoothing -int 2

と入力。その後、各種アプリケーションを再起動(あるいは再ログイン)すると、外付けの液晶モニタなどでもサブピクセルレンダリングが有効になります。

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「LCDの滑らかな文字」=「サブピクセルレンダリング」

前バージョン、Leopardでは、システム環境設定「アピアランス」の項目「滑らかな文字のスタイル」では、サブピクセルレンダリングの有効/無効適用度の強弱、を設定することができました。

設定の自由度はそれなりに高かったのですが、その後、Snow Leopardから、

と、有効/無効の選択だけになってしまいました。また、他社製の液晶モニタを接続すると(「使用不可能な場合」となり)、サブピクセルレンダリングが無効化されるようになってしまっています。

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隠し機能の設定方法①

メインとなる外付けモニタでサブピクセルレンダリングが使えないのは困るので、元に戻します。

冒頭のように、ターミナルを利用するのが一番速くて確実です。

defaults -currentHost write -globalDomain AppleFontSmoothing -int 2

◎最後のパラメータ、[-int 1][-int 2][-int 3]がそのまま[弱][中][強]に対応します。[-int 0]でサブピクセルレンダリングは無効化され、通常のアンチエイリアシングになります。

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隠し機能の設定方法②

あるいは、
~/ライブラリ/Preferences/
にある不可視ファイル「.GlobalPreferences.plist」をProperty List Editorで編集することで設定を変更可能です。

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その他

フリーウェアのTinkerToolが使えるかと思い、試してみましたが、項目自体がなく、変更できませんでした。バージョン4.1では項目が追加されていました!これで簡単設定です。

同じく、フリーウェアのSecretsには項目はありましたが、なぜか変更内容が上手く反映されませんでした。

◎ちなみに、Secretsの「More Info」から飛べる解説ページにはいろいろ情報があり、とても役に立ちました。

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繰り返しますが、ターミナルを利用するのが一番速くて確実です。

tumblr専用マシン

「tumblr専用マシン」を考えてみました。もとい、「Dashboard閲覧/reblog専用マシン」を考えてみました。

最近、tumblrのDashboardに、tumblr論やtumblr入門記事のリンクなどが多数流れてきます。いよいよtwitterなどのように大ブレイクするのでしょうか。

突然ですが、便乗して(?)「tumblr専用マシン」を考えてみました。

モニタは縦型

Dashboardを眺めるにはやはり縦型モニタがいいでしょう。VAIO type Pでtumblrやりたい、という人はあまりいないはずです。
長いquoteも一気に読める、周辺視野で次のpostを先読みできる、縦型の写真も切れずに表示、いい事ずくめです。EIZOのモニタなどは画面の90度回転に対応しています。

OSはUbuntu

縦型モニタはいい事ずくめのはずなのですが、テキスト表示に問題があります。文字のアンチエイリアス表示にサブピクセルレンダリングを設定していると、ちょっとまずいです。本来rgbの並びの液晶の画素が、縦になってしまうのです。

そこで、Ubuntuの出番です。Ubuntuの画面表示のカスタマイズは強力で、vrgb(垂直のrgb)のサブピクセルレンダリングに対応しています。高品質なフォントを追加すれば、美しく縦に長いDashboardの出来上がりです。

ブラウザはFirefox

Ubuntuには最新版のFirefoxが最初からインストールされています。Greasemonkeyとユーザースクリプトなどで拡張すれば、快適な閲覧ができます。
Greasemonkey拡張の話題は、皆さんご存知ですよね。

キーボード

(写真とは異なりますが)キーボードはやはりテンキーのないものが良いのでしょう。j、k、p、tといったショートカットを駆使しまくる操作にはテンキーや拡張キーは不要です。最新のApple Keyboard(ワイヤード|テンキーなし)などがお薦めです。机の天板との段差が少ない薄型のキーボードはとても快適です。

まとめ

……と、ここまで書いてみましたが、正確にはこれ、「tumblr専用マシン」ではなく、「Dashboard閲覧/reblog専用マシン」ですね。
オリジナルのpostを大量に行なうアルファtumblr-erは、決してこんな環境ではないのかも知れません。

液晶画面を回転しても、サブピクセルレンダリング。

Ubuntuはサブピクセルレンダリングが充実しています。液晶モニタを(90度)回転した場合の、RGB画素の並び順の変更も想定された設定画面になっていて、すげ〜。

Vostro1200 + Ubuntu 7.10

Ubuntuすごい。

サブピクセルレンダリングの設定が充実している。液晶画面を回転させた場合をきちんと想定して、RGB画素の順番を変更可能にしている。

「VRGB」「VBGR」ってのがすごい。これってWindowsのビデオカードの世界などでは普通にあるのかな? 少なくともMacintoshにはない設定。

画面の回転はMacintoshでもできる(iMac/CoreDuoなどの一体型デスクトップではできない)。

だけれども……

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サブピクセルレンダリング


Windows版のSafari(3.0.2)で日本語表示が可能になったのを記念して。
「サブピクセルレンダリング」という技術がある。液晶モニタの特性(RGBの画素が横に並んでいる)を利用して、アンチエリアスの滑らかさを横方向に実質3倍向上させるためのものだ。
OSXにもいつの間にか(最初から?)導入されていたが、当時、自分のモニタはCRTだったので気づかなかった。
「サブピクセルレンダリング」は一般名刺だが、ライセンスの問題だろうか、各社様々な呼び名がある。
OSXでは具体的な名称はないが(※1)、Windowsだと「ClearType」となる。
また、Adobe Flashにも同様の技術がある(※2)。こちらにも特に名称はない。
さらにはAdobe Acrobat(pdfの文字表示)だと「CoolType」と呼称している(※3)。
基本的な技術/概念は共通なのだが、表示はそれなりに違う、ていうかかなり違う。困っちゃうぐらい違う。
条件を極力揃えてブラウザごとに比較してみた。
サブピクセルレンダリングの比較

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