Olympus PEN Lite E-PL6

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先日購入したOlympus PEN Lite E-PL6を使って散歩写真を撮っています。年末年始は近所の公園などを歩きながら撮影を楽しみました。


外付けファインダーで撮影。

以前購入した、Nikonの28mm用外付けファインダーを使って撮影しています。ファインダーに合わせてレンズも14mm(換算28mm)です。背面液晶は見ずに撮影。カメラの設定や構図にこだわらずにルーズに撮ります。使い勝手はほとんど「写ルンです」です。このくらい雑に撮らないと「散歩」が「撮影ロケ」になってしまいます。

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起動が速くてすぐ撮れる。

カメラの起動がとても速いのには驚きました。電源スイッチを押した途端、起動画面の表示も無くほぼ瞬時に撮影可能になります。コンデジの、スイッチを入れるとおもむろにレンズが伸び始めて撮影準備を始めるスタイルに慣れていたのでとても新鮮です。撮りたいと思った時にささっと撮れてしまうのは、とてもよいです。
一秒間に何枚も撮る「連写性能」などよりも、「最初の一枚」がすぐ撮れる事の方が自分にとって大事なので。

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間抜けな背面液晶。

どういうわけか背面液晶の縦横比が16:9です。m4/3のセンサーは4:3なので、表示画面に余白(余黒)が発生します。46万ドットの、今どきにしては粗めの液晶なのに。撮影時に液晶は見ないのでどうでもよいのですが、接写時に多少なりとも役に立つよう撮影時の設定を、液晶画面いっぱいに表示される16:9にしてみました(rawファイルはトリミング無しの4:3で保存される)。外付けファインダーの視野枠は4:3ですが、コンデジっぽいもっさりした比率が好みでないので、現像時に3:2にトリミングしています。
……といった(撮影時の)構図から逃れるための工夫のような事をいろいろしています。

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raw現像は趣味の時間。

先日のテスト撮影の結果からSony製のセンサーはそれなりにラチチュードが広い事がわかっているので、露出もカメラ任せです。そのぶん、自宅でのraw現像は丁寧にやっています。アンダーな写真が好きなので、現像時に半段〜1段半程度、減感(暗く現像)しています。明るめに(適正露出で)撮影して現像時に暗くすると、シャドウ部の階調がきちんと残ります。

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色収差は自分で補正。

残念ながらOlympus機のrawファイルはPanasonic機のそれとは異なり、色収差が補正されたものではありません(Pana機×Panaレンズだと色収差が自動で補正される)。両メーカーとも、歪曲収差と周辺光量の補正は自動で行なわれますが、その関係からかAdobeのLightroom/Camera Rawにはm4/3用のレンズプロファイルが用意されていません。倍率色収差などに関しては一枚一枚手作業で補正することになります。

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仕事が始まるとまた忙しくなり、散歩に出かける余裕もなくなってしまいます。年末年始に多少なりとも歩けたのは幸いでした。

アルミ梨地のApple製品でホワイトバランス

アルミ梨地のApple製品を使ってホワイトバランスを測ってみました。実用になると思います。

デジカメでの撮影時にアルミニウム素材・梨地仕上げのApple製品を写し込んで、raw現像時の色温度設定用のポイントとして使ってみました。

きちんと実用になるようです。

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ここで使っているのはApple Remoteですが、MacBook(の天板)でもApple Keyboard(のキートップの隙間)でもいけると思います。環境光をいい具合に乱反射してくれます。

変色の心配もありません。市販のグレーカードより耐久性もありそうです。

補足 :AdobeのLightroomでraw現像しているので、「ニュートラルグレー」がやや温調になっています。

Sony α NEX-C3を褒める

二世代前のNEX-3Cですが、あまりにも安い。いいカメラなのでオススメです。

一つ前のエントリーで、Sony α NEX-C3をウエストレベルでハッセル風に撮影する楽しさについて語ってみました。

NEX-C3 + SIGMA 30mm F2.8 EX DN

NEX-C3は後継機種のNEX-F3と並売されている旧モデル(2011年6月発売)です。海外ではさらにその次のモデル(NEX-3N)も発表されているので、この機種自体をいまさら語っても意味は無いと思っていました。

跳ね上げるタイプの可動式液晶で、(グリップ側でなく)軍艦部にレリーズボタンがついていれば、ミラーレスでもコンパクトデジカメでもウエストレベルでの撮影は出来るので、この機種にこだわる必要もありません。

ですが、市場にはまだ在庫が残っており、生産完了扱いにもなっていません。(2013年2月現在)ほとんど捨て値の30,000円ほどでダブルレンズキット(NEX-C3D)が販売されています。

せっかくなのでもう少し褒めてみます。

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いろんなものが省かれていて大変潔い

このカメラ、いろんなものがことごとく省略されています。佇まいが大変にシンプルです。

  • ストロボは内蔵されていません(外付けタイプが同梱)。
  • 物理的なモードダイヤルがありません。
  • 背面液晶のみ。EVFはありません。光学ファインダーを外付けするシューもありません。
  • 外装は無塗装のエンプラ(エンジニアリングプラスチック)です(※1)。
  • これみよがしな「APS-C」とかのシルク印刷もありません(※2)。
  • タッチ液晶、リモコン端子など、それらしい付加機能もありません。

ある種の人には「貧相」と感じてしまうと思いますが、上記はすべて、私が購入にあたって気に入った点です。
「単機能」「割り切った仕様」には大変惹かれます。潔い機械です。

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現像エンジンの古さは使いこなしで

現像エンジンも旧世代なので、最新機種よりも劣っているかもしれません。最新のNEXであればカメラ内で歪曲収差や周辺減光の補正をしてくれるはずですし、ノイズやシャープネスの制御、コントラストの調整など、オートでの画質は向上していると思います。が、使いこなしでカバーできます。
ていうか「現像エンジン」はほとんどの場合、撮って出しjpgの画質改善のためのものなので、raw撮り専門の私にはあまり関係ありません。

同梱の標準ズーム(E 18-55mm F3.5-5.6 OSS)、広角(E 16mm F2.8)、さらに年が明けてから追加購入したSIGMAの単焦点、19mm F2.8 EX DN30mm F2.8 EX DN(これらもなぜか捨て値で販売されている)での撮影、どれも「ハイエンド」なレンズとは言えませんが、Adobeの現像ソフト、Lightroomのカメラプロファイルに対応しているので、raw現像時の補正で画質改善が可能です。

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……。以上、安値のカメラをオススメするふりをしながら、撮影のモチベーションを上げるために自分自身を鼓舞してみました。

気に入った機材で撮影しているときが一番楽しく、いい写真が撮れます。

大変気に入っています。


※1 腐ってもSonyなので、スタイリングも優れています。個人的には歴代NEXの中でも一番いいと思っています。金属外装のNEX-7よりも好みです。
※2 「APS-C」って別に自慢することでもないと思うんですが……。あと、無意味な画素数表示とかもなんとかして欲しい。

Lightroomの自動ホワイトバランスは温調?

Lightroomの自動ホワイトバランスはややウォーム系に転ぶ。なぜだろう。なんか間違えたかな。

デジタルカメラのホワイトバランス(※1)を調べていたら、変なことに気づきました。

Lightroom(ver.3.6|Macintosh版)でのraw現像時(※2)、ホワイトバランス「自動」を選択すると、ニュートラルグレーではなくややウォーム系に調整されます。

KissDXで撮影。撮影時の(カメラの)自動ホワイトバランス

EOS Kiss DXで撮影。Lightroomで現像。rawファイルを撮影時のカメラのホワイトバランス(AWB)のまま現像。

KissDXで撮影。Apertureでホワイトバランス「自動」

EOS Kiss DXで撮影。比較のためApertureでraw現像。ホワイトバランス「自動」を選択。

KissDXで撮影。Lightroomでホワイトバランス「自動」

EOS Kiss DXで撮影。Lightroomで現像。ホワイトバランス「自動」を選択。

GF2で撮影。撮影時の(カメラの)自動ホワイトバランス

Lumix DMC-GF2で撮影。Lightroomで現像。rawファイルを撮影時のカメラのホワイトバランス(AWB)のまま現像。

GF2で撮影。Apertureでホワイトバランス「自動」

Lumix DMC-GF2で撮影。比較のためApertureでraw現像。ホワイトバランス「自動」を選択。

GF2で撮影。Lightroomでホワイトバランス「自動」

Lumix DMC-GF2で撮影。Lightroomで現像。ホワイトバランス「自動」を選択。


普通に考えれば全て「ニュートラルグレー」に調整しそうなものですが、Lightroomだけが明らかに温調です。

理由はよくわかりません。単に私が環境設定を間違えていじってしまったのでしょうか。


※1 レンズの前に乳白色のフィルターを付け、光源(太陽)に向けて撮影しました。豆腐のパッケージをフィルターとして使っています。

グレー撮影用フィルター

※2 Lightroom 4(試用版)でも同じでした。また、タイトルからバージョンを削除しました。

(プリセットの)ホワイトバランス

各社のデジカメの昼光プリセットのホワイトバランスを調べてみました。メーカーごと、カメラごとに異なります。

気になったので簡単な検証。各社のデジタルカメラのホワイトバランス設定を調べてみました。

プリセットの「昼光(デイライト/太陽光)」で撮影した(と思われる)rawファイルを(いろんなところからかき集め)Adobe Lightroomで開いて確認しました。
「ホワイトバランス:撮影時の設定」をキャプチャーしています。


PanasonicのFX150です。4750K(+色かぶり補正)です。


OlympusのE-300です。4900K(+色かぶり補正)です。


Sonyのα350です。4900K(+色かぶり補正)です。


NikonのD90です。4950K(+色かぶり補正)です。


OlympusのE-520です。4950K(+色かぶり補正)です。


PanasonicのGF2です。4950Kです。


CanonのEOS 50Dです。5100K(+色かぶり補正)です。


CanonのPowershot G10です。5100K(+色かぶり補正)です。


CanonのEOS Kiss DXです。5150K(+色かぶり補正)です。


PanasonicのGH1です。5250K(+色かぶり補正)です。


PentaxのK-20です。5300K(+色かぶり補正)です。


SigmaのSD14です。5400Kです。


AdobeのLightroomのプリセット「昼光」です。5500K(+色かぶり補正)です。raw現像時にはこちらに変換してしまうことが多いです。


CanonのPowetshot G6です。5500K(+色かぶり補正)です。

結論はありません。メーカーごと、世代ごと、カメラごとにかなり異なります。収斂していく気配もないようです。

Lightroomでraw現像テスト

古いカメラ+安いキットレンズの組み合わせですが、Lightroomで丁寧にraw現像したところ、かなりの効果がありました。

しばらく使っていなかった古い一眼レフを持ち出して、簡単なテスト撮影と現像を行ってみました。

_MG_1499_撮って出し

_MG_1499_raw現像

上:jpg撮って出し
下:Lightroomでraw現像

EOS Kiss DX(2006年9月発売)にEF-S18-55mm f/3.5-5.6 IS(2007年9月発売)を付けて撮影しています。広角端18mm、ISO100、f/8.0、1/160秒です。

Jpeg+rawで撮影し、rawの方をAdobe Photoshop Lightroom 3.6で現像しました。自動補正でトーンを整えた後、コントラストを下げています。撮影時のホワイトバランスはEOS本体プリセットの太陽光(5150K)でしたが、Lrプリセットの昼光(5500K)に変更しています。

原寸比較1

上:jpg撮って出し
下:Lightroomでraw現像

等倍で切り出して比較しています。撮って出しの方はごくわずかに虹色の斑(ムラ)があります。jpgノイズのようです(Lrの方は比較の為にTiffで書き出しています)。Lr現像の方は壁面のタイルの目地が明瞭になるようにシャープネスをかけ直しています。パラメータ最小の半径0.5pxで行い、かけ過ぎを注意しながら処理したので「線が太い」印象はないと思います。

原寸比較2

上:jpg撮って出し
下:Lightroomでraw現像

撮って出しの方には盛大に色収差が発生しています。Lr現像時に色収差補正をかけたところかなりきれいに取れました。LrにはCanonなど各メーカーの主要なレンズの補正データがプリセットされているのでけっこう簡単に処理できます。

原寸比較3

上:jpg撮って出し
下:Lightroomでraw現像

諧調、シャープネス、色収差を補正したところ、周辺部もかなりクリアな印象になりました。


まとめ+補足

古いカメラ+安いキットレンズの組み合わせですが丁寧に現像したところかなりの効果がありました。わりと満足です。(現像するヒマがあるときは)やっぱりraw撮影がいいですね。新しいカメラを買うのはしばらく我慢しようと思います。

最新のカメラは内蔵の現像エンジンが進化しているはずなので、ここまでの改善はないかもしれません。また、キットレンズでなくそれなりにいいレンズを使えば色収差などもここまでひどくはありません。

周辺光量補正、歪曲収差補正、ノイズリダクションのテストなどは今回は行っていません。時間があればまたやってみたいと思います。ちなみにLrのノイズリダクションはかなり充実しているので、古いカメラでもISO800〜1600がそこそこ実用になります。新しいカメラを買うのはしばらく我慢しようと思います。

新しいカメラを買うのはしばらく我慢しようと思います。

クラシックデジカメ

お金のかからない趣味「クラシックデジカメ」。

PowerShot G2

写真はCanonのPowershot G2。2001年に発売されたカメラです。ヤフオクで5,000円程で(2010年に)購入しました。

Adobeのサイトに「Photoshop CS5:デジタルカメラRAWファイルのサポート」というページがあります(※1)。
これまでに発売された、カメラメーカー各社のraw対応機種、すなわち当時の高級機が多数掲載されています(※2)。

これって、ほとんど「クラシックデジカメ推奨コレクションリスト」ですね(※3)。


※1 Appleはこんな感じSilkypixはこんな感じです。2001年頃の古い機種はAdobeが最も多くサポートしている気がします。

※2 一眼レフだと普及機もraw対応なのでちょっとつまらないですね。(接眼ファインダーのある)コンデジタイプの高級機がとても楽しいと思います。

※3 「クラシックデジカメ」って矛盾した概念ですが、10年ほど前の(当時の)高級機は使っていて楽しいですし、特定の条件下では写りも決して悪くありません。また、rawで撮影すれば最新の画像処理エンジンも活用できます。お金のかからない趣味として、長く楽しめると考えています。