到着したが……

BD-BOX買ったが、Blu-rayの再生環境は我が家にない。とほほ。

……、Blu-rayの再生環境は我が家にないのでありました。

twitter上にも、「持ってないけど買っちゃった。さてどうしよう」という方々、たくさんいらっしゃいました。はい、私も同じです。

「true tears Blu-ray BOX」スペック誤表記のお知らせとお詫び

バンダイビジュアルのくせに、オタク商売がヘタだなぁ。

バンダイビジュアルからメールが来ました。

拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

さて、ご注文を頂戴しております「true tears Blu-ray BOX」におきまして、収録形式のスペック表記に誤りのあることが判明いたしましたので、お詫び申し上げるとともに、その経緯についてご報告いたします。

「true tears」は、本編映像、映像特典の素材によって収録仕様が異なっており、当初、Blu-ray BOXの映像特典の中の1080pの素材を本編の仕様と誤認し、1080pと表記しておりましたが、最終進行作業時に仕様の誤認に気づき、急ぎ訂正いたしました。

お客様への事前説明を行わないまま、スペック表記の修正を公式HPにて発表したことにより、混乱を生じさせてしまい、大変申し訳ございませんでした。深くお詫び申し上げます。

なお、「true tears」の本編は、オリジナル制作時より1080i形式であり、「true tears Blu-ray BOX」の本編は、HD画質で収録しております。Blu-ray化にあたり現存する最良のHDマスターをもとに最適な画質での収録を行っております。(本編の映像はSD画質よりのアップコンバートではございません。)
また、最終的に映像特典の中に、1080i仕様の映像と1080p仕様の映像があるため、16:9(1080i High Definition) 一部16:9(1080p High Definition)と表記しております。

本商品に収録される実際の画質の詳細に関しましては、改めて公式HPにてお客様にご説明させていただく所存でございます。その際に、本編の一部の静止画をHP上でご覧いただくことで、実際の画質をご確認いただくことも検討しておりますので、今しばらくお待ちいただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

本商品をご購入いただいたお客様には、多大なご迷惑をおかけいたしましたことを、改めてお詫びいたします。
何卒、ご容赦いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

敬具

「オリジナル制作時より1080i形式」ってアニメ作品でそんなわけない。マスターは24fpsのプログレッシブで用意して、テレビ放映前に2:3プルダウンで60iにテレシネしているはず。なんでこんな見え透いたことを言うか……。

大体、マニアが持ってるBDプレーヤーや大型テレビは24pの直接入力に対応しているに決まってるんだから、まんま「オリジナル」に近い形式で出せば、全く問題なかったろうに。

バンダイビジュアルはオタク相手に商売しているくせに、なんでこんな基本的な事を杜撰に進めるのだろう……。バカだなぁ。逆に考えると、オタク心を満足させる、なめるようなホスピタリティがあれば、まだまだ財布を緩める余地があるってことなのか……。


010308|追記

その後、インプレスのAV Watchに、詳細な解説記事が掲載されました。

わかりやすく、たいへん誠実な記事ではありましたが、もやもやがすっきりしません。

つまり、例えば1,280×720ピクセル/24pなど、プログレッシブ出力されたマスターは存在しない。

そうですか。存在しないのですか……。存在するべきだと思うのですが、その辺は聞いていただけなかったのですね。

“放送用”という言葉を使うと、“それ以外”が存在するように思えてしまうが、「true tears」という作品の完成した形(マスター)は放送用の1080iであり、それ以外の方式は存在しない。

「これ以上うだうだ言うな、無い袖は振れないんだ」と聞こえてしまうんですよね……。

だが、それは「true tears」の完成状態のマスターから存在するものであり、BD化にあたって新たに発生したようなものではない。

(私の場合)「現存する最高品質が欲しい」のではなくて、「理論上、ベストなワークフローで作成されたか否か」が知りたいんですけどね。

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さらにその後、個人サイトにテクニカルな解説が掲載されました。この方によると、720iから1080iのコンバート時に大幅な画質の劣化が発生した、とのことでした(私はそのように読み取りました)。そして、

1280×720の時点で3-2プルダウンをかけず、24pのまま1080にしてから3-2プルダウン(1080i)、SD用なら480(486)にしてから3-2プルダウン(480i)をすれば今回のクロスコンバート問題はまず発生しなかったわけで、非常に惜しまれる結果です。

とまとめています。この結論はたいへんしっくりきます。

作品の価値は画質で決まるものではありませんが、それにしても「もったいないなぁ」と思います……。せめてこの騒動で、作品自体が知られるようになれば良いのですが……。

true tears

true tears」2008年で最も面白いアニメだと断言します。

ここ数年でもベストだと思います。っていうか、これより面白い作品があるなら教えて下さい。観るから。


……と、2008年の末にエントリーしました。その後いくつかのアニメを見る機会がありましたが、やはり今のところこちらがベストです。
シナリオ(台詞)のみならず、キャラクターの微妙な表情、細かな演出、美術(あるいは背景の要素)、音楽(および音響効果)など、すべての要素がストーリー展開のために緻密かつ相互補完的に用いられているので、見始めると文字通り「まばたき」ができなくなってしまいます。そのくらい情報量が多い、完成度の高い作品です。
ちなみに、お話自体はとってもベタな恋愛メロドラマです。泣けます。

その後に観た作品、どれも大変面白かったので追記します。

紅(kurenai)」こちらも非常に良かったです。僅差で「3位」くらいでしょうか。
よく練られた台詞と声優の上手さ、哀しくて熱くて温かいストーリー、無国籍な音楽、iPhoneに入れて何度も観ました。サウンドトラックも買いました。
全体の面白さあってですが、6話は「神」回です(ご覧になった方、そう思いますよね)。
勢い余って原作のライトノベルも読んでみましたが、こちらの方は正直なところ、大ハズレでした。

「喰霊 -零-」こちらも楽しめました。
ただ、シリーズ構成の大胆さに「掴まれた」ところもあるので、見終わってしまえば、「あ〜面白かった」しか残りませんが……。

ほかにも面白いものはたくさんありました。機会があれば追記します。
いずれにせよ、最近のアニメの質の高さと「多様性」には大変驚いています。
観ていないものもまだたくさんあるので、しばらくの間、こちらの世界は「掘り起こし」がいがありそうです。