Olympus E-M10 Mark III ピクチャーモード比較 05

設定もだいぶ練れてきたので、ピクチャーモード比較の初回の場所で再度撮影をしてみました。

主な設定値は、

  • 階調:オート
  • ハイライト:-7
  • シャドウ:+3
  • 彩度:-1
  • ホワイトバランス:昼光(G:-1)

です。

あれ? なんか空の色が変です。なんか、すごくキモいです……。

ハイライトの白飛び回避を目的に、[ハイライト]を最小値の-7にし、さらに[階調]をオートで整えた結果、空(ハイライト)がえらく不自然になってしまいました。

設定変更後の「青空」の映像は今回初めて見ることになります。初回の撮影以降、撮影時の天候はずっと「曇り」だったので、この不自然さに気づきませんでした。

「ハイライト:-7」の設定値に問題があったのか、[階調:オート]に問題があったのか、あるいはそれらの併用が問題なのか、改めて個別にテストする必要があります。

かなりの後退です。まだまだ道のりは遠いようです。

迂闊でした。とほほ……。


冷静になって考えれば、ハイライトを抑えればハイライトは暗くなりますし、色が付いていれば濃度は上がるに決まっています。

また、センサーの受光量には限界があり、一定以上の光量はさばききれず、飽和するに決まっています。完全に飽和してしまえば「白(飛び)」ですが、中途半端な飽和は色転びになるのは以前行ったセンサーのテストでわかっていたはずでした。

_1010013

露出オーバーで撮影し、raw現像時に減感(ゲイン「ダウン」)した際は、完全に飽和した部分はグレー、中途半端に飽和した部分はシアンに転びました。
今回の青空の転び方によく似ています。

Olympus E-M10 Mark III ピクチャーモード比較 04

前回検証した「階調:オート」の設定が役立ちそうなので、テスト撮影をしてみました。

前回(2回目のテスト撮影)からの変更点は、

  • 階調:オート
  • ホワイトバランスは、マゼンダ側に1補正した昼光。

となります。

  • ハイライト:-7
  • シャドウ:+7

は、前回から変わらずです。

悪くないと思います。ただ、天候が曇りだったので、「階調:オート」はさほど影響していないかもしれません。

ピクチャーモード「Natural」のみを選んで、Premiere CCにて補正したものも掲載しておきます。

徐々に好みの方向に近づいていますが、もう一声、ブレイクスルーが欲しいところです。

Olympus E-M10 Mark III ピクチャーモード比較 03

前回のテストでは「ハイライト・シャドウ」の数値を変更して白飛び・黒つぶれを回避しようとしました。

今回は、ピクチャーモード内のパラメーター「階調」の挙動を確認してみました。

階調を「標準」から「オート」に変更すると、輝度差の激しい条件でハイライト部・シャドウ部が抑えられます。

「階調:標準」 vs 「階調:オート」

一見、単に1/3段程度、全体を明るくしているだけのようにも見えますが、シャドウ部を持ち上げつつハイライト部を抑えています。赤丸の個所などに着目するとよくわかります。

以前PanasonicのG7でテストした、「iDレンジコントロール」とほぼ同種の機能ですが、それよりもかなり強めの補正がかかります。

シャドウ部のノイズ発生やハイライトの階調の不自然さなど、若干の不安もありますが、実用になりそうです。

積極的に使ってみようと思います。