Olympus E-M10 Mark III ピクチャーモード比較 04

前回検証した「階調:オート」の設定が役立ちそうなので、テスト撮影をしてみました。

前回(2回目のテスト撮影)からの変更点は、

  • 階調:オート
  • ホワイトバランスは、マゼンダ側に1補正した昼光。

となります。

  • ハイライト:-7
  • シャドウ:+7

は、前回から変わらずです。

悪くないと思います。ただ、天候が曇りだったので、「階調:オート」はさほど影響していないかもしれません。

ピクチャーモード「Natural」のみを選んで、Premiere CCにて補正したものも掲載しておきます。

徐々に好みの方向に近づいていますが、もう一声、ブレイクスルーが欲しいところです。

Olympus E-M10 Mark III ピクチャーモード比較 03

前回のテストでは「ハイライト・シャドウ」の数値を変更して白飛び・黒つぶれを回避しようとしました。

今回は、ピクチャーモード内のパラメーター「階調」の挙動を確認してみました。

階調を「標準」から「オート」に変更すると、輝度差の激しい条件でハイライト部・シャドウ部が抑えられます。

「階調:標準」 vs 「階調:オート」

一見、単に1/3段程度、全体を明るくしているだけのようにも見えますが、シャドウ部を持ち上げつつハイライト部を抑えています。赤丸の個所などに着目するとよくわかります。

以前PanasonicのG7でテストした、「iDレンジコントロール」とほぼ同種の機能ですが、それよりもかなり強めの補正がかかります。

シャドウ部のノイズ発生やハイライトの階調の不自然さなど、若干の不安もありますが、実用になりそうです。

積極的に使ってみようと思います。

Olympus E-M10 Mark III ピクチャーモード比較 02

デフォルトに近い前回の設定では、自分好みの映像にならないので、設定を変更します。

ハイライト・シャドウの数値を変更して、再度テスト撮影をしてみました。

前回と異なる設定は下記のようになります。

  • ハイライト:-7(最大値)
  • シャドウ:+7(最大値)
  • ホワイトバランスをデフォルトの昼光に戻しました。

いくつかのカットは多少自分の好みに近づいてきました。白飛びも減りましたが、前回の撮影と天候が異なるのでまだ何とも言えません。
また、人工物を写し込んだ結果、鮮やかなモチーフでは色飽和が発生していることがわかりました。

同日に撮影したおまけのカットを加え、好みの色調のカットをPremiere CCで色補正してみました。

鮮やかな発色やコントラストの高さなど、ピクチャーモード「Vivid」が自分の好みのようです。ただし、ぬいぐるみのマフラーや交通標識など、色飽和が激しいものについては「Flat」など別のピクチャーモードを使っています。

緑色に転んでいるように感じたので、色温度を若干マゼンダ側に補正しています。

Olympus E-M10 Mark III ピクチャーモード比較 01

E-M10 mk3の画質設定について試行錯誤しています。

場当たり的にでなく体系的に把握したかったので、基本5種類のピクチャーモードのすべてを同じ条件で撮影・比較してみました。

  • シャープネス:-2(最低値)
  • 階調:標準
  • コントラスト:±0
  • 彩度:±0
  • ハイライト:±0
  • シャドウ:±0
  • ピクチャーモード「i-Finish(i-Enhance)」の効果は「標準」です。
  • 「高感度ノイズリダクション」はOFFにしています。
  • ホワイトバランスは昼光です。微調整(A+1 G-1)しています。
  • 露出はオート(評価測光)です。露出補正はしていません。

どのカットもメリハリの強い、家庭用ビデオカメラのような絵作りです。元気がある、迫力がある、とも言えます。

ただ、あまり好みではありません。

Lumetriスコープ13

Premiere CCの編集時にLumetriスコープを確認したところ、大半のカットで白飛びが発生していました。黒つぶれも多数発生しています。輝度差の大きい撮影モチーフを多く選んだせいもありますが、どれも中域のトーンは少なく、階調は上端・下端に集中しています。

最もコントラストの低い、ピクチャーモード「Flat」のカットのみを選び、Adobe Premiere CCにて、補正してみました。

ハイライト:-40
シャドウ:+20

しています。

残念ながら、ハイライトが白とびしている箇所、シャドウが黒つぶれしている箇所については、いくら補正しても戻ってきません。

撮影時の設定で対応する必要があります。